元々は宗教で扱っていた実践的な方法を、宗教性を排除して、その有効性だけを抽出したのが「マインドフルネス瞑想」です。
その結果、欧米を中心に世界的な経営者や有名企業が採用するようになりました。

アップルの創業者「スティーブ・ジョブズ」も実践していたことが有名ですね!
米国では既に44%もの企業がマインドフルネスの研修を実施しているという報告もあるくらい、ここ数年で飛躍的に普及し始めています。(2017年現在)
そこで今回は、マインドフルネスの一番重要な行為である「瞑想」を実践している人物や採用している企業を紹介したいと思います。
瞑想を実践している世界的な経営者

- スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
- マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック創業者)
- マーク・ベニオフ(セールスフォース・ドットコム会長兼CEO)
- エヴァン・ウィリアムズ(ツイッター等の創業者)
- マーク・ベルトリーニ(エトナ会長兼CEO)
- 松下幸之助(松下電器:現パナソニック創業者)
- 稲盛和夫(京セラ:現KDDI創業者)
- 井深大(ソニー創業者)
瞑想を実践している世界的なセレブ

- レディー・ガガ(ミュージシャン)
ダライ・ラマからアドバイスを受けたこともある瞑想実践者。
完璧なパフォーマンスのために瞑想で気持ちを落ち着けているそうです。全裸で瞑想するという奇抜なアートパフォーマンスに挑戦したことも。 - ミランダ・カー(モデル)
「状況は変えられないけど、自分のマインドは変えられる」ということを瞑想から学び、1日2回、20分の瞑想を実践しているそうです。前夫オーランド・ブルームとの離婚後にうつ状態に陥ったとき、「瞑想が助けになった」と語っています。 - ヒュー・ジャックマン(俳優)
X-MENのウルヴァリン役で有名なヒュー・ジャックマン。
彼は1日20分の瞑想を習慣にしており、「ストレスがあるときは天気で言うと曇りの状態。瞑想をすると雲が晴れてクリアになる」と語っています。アカデミー賞の授賞式で司会を務めたときも、バックステージで瞑想タイムをとっていたんだそうです。 - マドンナ
ツアー中でも瞑想を欠かさず、イギリス公演では防音設備がある専用ルームをバックステージに作ってもらったことも。防音へのこだわりが強く、「瞑想をすると静寂にどれほどの力があるかが分かる」と語っています。 - ジゼル・ブンチェン
朝晩20分ずつの瞑想を実践しており、「迷信や超常現象は信じないけど、自分の直感と考える力を信じている。」と語っています。仕事の合間のランチタイムに瞑想することも多いそうです。 - キアヌ・リーブス
映画「リトル・ブッダ」の撮影中に瞑想を習い、「それで得た一番の経験は自分の中の恐れを受け入れ、打ち勝つこと。そうでなければ恐れに支配されてしまう。」と語っています。 - リチャード・ギア
BBCのドキュメンタリー番組にて「初めて瞑想をしたときに、今まで気づかなかった思考を意識でき、真の自分と直面した。マイナスとなる意識を乗り越えれば人の喜びを自分のものと感じられるようになる。」と話しています。
瞑想を社内研修または社内の仕組みに取り入れている企業

- グーグル
世界でもトップレベルの頭脳集団グーグル。
約5万人いる社員のうち、10人に1人が「マインドフルネスを実践したことで効果をあげた」という結果が出ているそうです。 - フェイスブック
- インテル
- ツイッター
- ナイキ
- ドイツ銀行
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ゼネラルミルズ
- フォード・モーター・カンパニー
この他にも、アメリカ海軍・ペンタゴン・アメリカ農務省森林局などの政府機関でも導入されています。
イギリスでは国会議員がマインドフルネスを取り入れ、心を落ち着かせてから投票を行っています。
また、幼稚園などの教育機関でも取り入れ、子どもたちのいじめや差別が減っているという結果も出ているそうです。
日本では資生堂がストレス軽減を目的とした研修を実施しており、「化粧品を使ったマインドフルネス洗顔」を提唱するなど、新しい試みをする企業が増え始めています。
学習机やオフィス家具などを販売する「イトーキ」では、社内に沈思黙考(ちんしもっこう)エリアという電話や会話を禁止して気持ちを整える専用ルームを用意しており、瞑想によるパフォーマンスの向上効果を取り入れているそうです。

まとめ
近年、脳科学の急速な発展により、マインドフルネス瞑想を行うと頭や心、体のバランスが取れてパフォーマンスが向上し、創造性が発揮されることが分かってきています。

情報過多な社会だからこそ、瞑想によって脳をデトックスさせ、物事の本質に気づく力が要求されているんですね!